司会を初体験させていただいた4年前の岡本吏郎先生の出版記念パーティーでのこと。
パーティーも中盤に差し掛かったとき、大御所、神田昌典先生が登場。
お祝いのコメントを述べるときに、先生はある詩を読み上げた。
感動的なこの詩を今回は、ご紹介しましょう。
この詩は、わたしの開催しているマスターコースでミッションを探求するときに、
参加者の皆さんに配るものと同じもの。ハーバード大学在学中のケント・キースが
高校生のリーダーに向け書いた詩だ。
原書のタイトルは
THE PARADOXICAL COMMANDMENTE
Finding Personal Meaning in a Crazy World
― Kent M.Keith ―
それでも・・・逆説の十戒
この狂った世の中で、あなたの生きる意味を見つける
― ケント・キース ―
(訳 神田昌典氏)
神田先生がこの詩を読み終えたとき、会場は静まりかえった。
親友、仲間、目指したいと思う人生の先輩方がたくさんいる。
その人たちは、協力的で誠実、ユーモアもたっぷりある。
そして、人格者で思いやり深い。
しかし、その反対で非協力的でウソつき、不誠実。
そして、人の成功を嫉むことに日常のエネルギーを費やす人たちも
残念ながら世の中にはいる。
真面目に誠実に生きているとケント・キースの詩のように辛い思いをすることも少なくない。
そんなときわたしは、手帳に入れているこの詩を眺め、
傷ついた心をリセットするようにしている。
このケント・キースの詩のように完璧にはいかないかもしれないけれど、
この詩の内容を自分のミッションとし、前進していきたいと思う。
自分自身の可能性を信じて・・・。
このケント・キースの詩。
すごくステキなので、あなたの大切な人にぜひ教えてあげてくださいね。
この詩が出ている書籍は、日本でも発売されています。
それでもなお、人を愛しなさい |
- 「ケント・キース 逆説の十戒」
→次は、わたしがこれまで出会った大切な「本」をご紹介します。